授業と実習
漁師になるために必要な知識と技術を習得します。
大型漁船の幹部になるためには海技士資格が必要です。
海技士資格には航海と機関があり、それぞれの専攻に分かれて五級以上の筆記試験合格を目指します。
主な教科
- 航海術:海図の使い方、航海の方法
- 運用術:操船技術、航海当直
- 航海術算法:距離などの計算方法
- 内燃機関:エンジンなどの構造や運転
- 舶用電気:電気の知識、電気設備
- 執務一般:機関当直や船内作業
- 水産技術:資源管理ほか水産全般
現場の即戦力に必要な技術を徹底反復する実習
三十種類以上のロープワーク、網や竿などの作り方、当直作業など、漁船で実際に使われる技術を学びます。特にロープワークは周年、繰り返して覚えます。ただ「できる」のではなく「どんな体勢でも、素早く、確実にできる」ことを目指します。